11/3 うみラボ〜サステナブルフィッシング
今週の週末は久しぶりに絶好のコンディションに恵まれました。
どこへ行ってもたくさんの釣り人がいましたね。良きかな良きかな。
思えば(僕の住んでる)福島は、あの震災と原発事故があって、一時はどうなる事かと思いましたが、あれから7年、以前と同じように普通に釣りしてる方で賑わう海に戻って本当に良かったなと思います。
知ってる方は知ってると思いますが、わたくしぴぽは、5年前から「うみラボ」という取り組みをしております。
最初は僕自身の不安や興味から友人達と始めた取り組みですが、取り組みを通じてアクアマリンの方含め専門家の方から教えてもらった知識を少しでも多くの人に知ってもらいたいと5年間やってきました。
詳しい取り組み内容はこちらのサイトをご覧ください。
5年間の福島第一原子力発電所沖で釣れた魚などの測定結果や「調べラボ」などのイベントの様子がUPされています。
そんなうみラボも、お世話になってる船長さん(このブログにも度々登場する長栄丸さんですが)釣り船を無事再開した事もあり、今年はあまりやってなかったのですが、まだまだ県外の人に発信したい事ってあるよね。
という事で、「漁業規制が数年かかっていて資源が豊かになった福島の海」そして今後課題になっていくであろう試験操業から本格操業への移行時に発生する「その増えた資源をどう管理して守っていくか」をテーマに
新企画「うみラボ〜サステナブルフィッシング」というものを企画しました。
福島の海で特に増えてる「ヒラメ」を狙う!
ただし今福島漁連では50cm以下は取り扱わない方針なので、50cm以下はリリース!
そして持ち帰れるヒラメは1人3枚まで!
というようなルールを決めて釣り客にも守ってもらって、みんなで豊かになった資源を守っていこう!それをうみラボから発信していこう!という感じの取り組みです!
というわけで出船は釣り船と同じ6時出船。
そして出船
久之浜漁港からの朝焼け。
僕らにとっては結構当たり前な光景ですが、
釣りやらないとこういう光景ってなかなか拝めないですよね。
今回の船は初心者の方が多かったのでこういう何気ない景色も感動したって人が結構いました。
で、ポイントに着き実釣開始!
今回はアクアマリンふくしま富原先生に
活きイワシを用意してもらいました。
朝早くからご面倒をおかけして、いつもお世話になりっぱなしで先生には本当に心から感謝しております。。。
最初っから爆釣か!!と思いきや、
ヒラメがあまり釣れず、釣れてくるのはマゾイばかり。
まあマゾイも美味しい魚なんで、初めて釣った人にこんな料理が美味しいですよーとか言って回りましたけどw
船長曰く「水温の関係か、今日はヒラメの活性が高くない」らしいのです。
そんな中、苦戦しながらもポイントを変え変え、まずはアイナメがかかり始めます。
今日が釣り初体験の女性の方も
こちらも釣り初体験!相馬で活躍された越智先生!
見事アイナメゲット!
今日は向こうにはいないでっかいアイナメ釣りたいなと話しておりましたが見事なまでの本命ゲット!!50オーバーありそうな良型!
そしてヒラメも続々
それでも、船長的には納得がいかない様子で、「ちょっと60mライン行ってみましょう。イシナギいるかも」という事で、少し船を走らせ水深60mラインへ。
着いたらびっくり。
なんなんですかこの魚探の反応は!!!!
辺り一面上から下まで魚
こうしてはいられない!イシナギは釣りたかった魚!
と、ここまでほぼサポートに徹していた僕もジギング開始!!!
フォール中、中層でゴゴン!!とアタリ
乗らない
着底後、一シャクリしてフォール
ゴゴン
乗らない
ええ!!乗らない!!もういっちょ!!
ゴゴ!ゴン!
キターーー!
うわー走るー!
トルクあるー!
これがイシナギ!?
という事で僕も無事魚ゲット!
初のイシナギ!!!
イシナギにしては小さい?50cmくらいのサイズでしたが、僕的にはこれで満足!
その後も参加者の皆さんはヒラメ何枚も釣り
小さいやつはリリース。
4匹目以降はリリース。
という形で「サステナブルな釣り」を満喫してもらいました。
無事今回のうみラボも終了。
アクアマリンふくしまの富原先生、長栄丸石井船長には今回も多大なるご協力いただきまして、本当に感謝しております。
そして参加された皆様もありがとうございました。
この場を借りてお礼致します。
という事で、今回は
うみラボ〜サステナブルフィッシング
でした!
それではまた!